人の肌の構造は、表皮・真皮・皮下組織という3つの組織から成り立っています。
一番外側の表面にあるのが表皮で、その厚さは0.2mm程しかありません。
皮膚そのものを守るバリアのような役割を果たしています。
真皮は表皮の下にある部分で、コラーゲン繊維やエラスチンといった組織があります。
ハリや弾力の源ともなっている部分で、繊維と細胞の間には水分やヒアルロン酸などが存在しています。
毛細血管もあり、それを通して表皮に栄養を送る働きもあります。
そして皮膚の構造の中で最も下の部分にあるので皮下組織です。
皮膚と骨や筋肉をつなぎあわせる部分で、水分を保持する保湿作用も持っています。
皮下組織には脂肪も多く、衝撃を吸収するクッションのような役割もあります。